カット・お手入れ・シャンプー等について
★以下は、ウイッグの抜け毛に関する工場検証済みのデータです。
抜け毛は洗髪時に最も多く出ます。
特に、固める系整髪剤やスプレーを使用されている場合、洗髪時、毛が絡まりやすくなり抜け毛の原因となります。
レースのみの場合は、造りが単純ですので、ややダメージは少ないです。
※ウイッグですので、どこで造られても同じ工法の場合、必ず洗髪時の抜け毛はあります。
部分引き抜き、および全体引き抜きの場合、複雑な構造になりますので洗髪の仕方によっては、抜け毛が出やすくなるケースが有ります。
特に先の整髪剤などで髪が絡まると起きやすいです。
また、地毛のようにゴシゴシ洗髪すると起きやすいです。
特に、複雑な構造のウイッグほど、優しく洗わなければ、抜け毛が出やすくなったり
ベース裏側へ抜け毛が出たりします。
※どこで造られても、同じ構造・施工でしたら基本同じです。
ウイッグの場合、基本「押し洗い」 ※デリケート衣類を洗う方法です。+個人個人の方法を織り交ぜる形が理想です。
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基本的に商品の性格上、乱暴な扱いをされる方はいないと思われますので
簡単に書いておきます。
まず、日常の手入れは自毛で無いため、特に神経質になることはありませんが
頭から外した後、出来るならば専用のスタンドに被せておいたほうが
型崩れしにくいです。
どうしてもベース部分は主に繊維等で出来ている関係上、当初は丸みを帯びていた物が
そのまま放置されたままだと、若干の伸びが出やすいと報告されています。
ただ、毎日使用する方は、それなりに気を使えば
あまり神経質になる事は無いかも知れません。
ブラシやクシについては、できるだけ粗めなタイプの物をご使用ください。
あまりにも細かいタイプの物を使用されますと、髪の毛が
無理に引っ張られてしまい抜けやすくなりますので注意が必要です。
*洗髪による色落ち等について。
パルクヘアー(人毛)は、完全に脱色した状態から染め上げていますので
普通に色落ちはします。
レミーヘアーの場合でも、染めてある素材は色落ちしますが、パルクヘアーよりは少ないです。
※染め粉は必ず落ちます。
基本、栄養分が行き届かない素材ですので、色素成分の補給が無いため仕方がありません。
また、決して熱いお湯では洗わないでください。
特にシャンプーは洗浄力が強いため、早い段階で適量を見極めてください。
※夏場や体質により違いはあれど、軽くお湯ですすいだだけでも体臭などはわりと取れます。
※付け置き等の洗髪については、長時間は絶対にお止めください。
●洗髪方法
テープではなくボンド等で装着している方は、そのままお風呂で洗えますが
一般的にテープやピンで留めている方の場合、一旦外してから
洗面器や洗面所など、お湯を溜められるところへ
ぬるま湯とシャンプー・リンス等を適度に入れて、よく泡立てた後
髪の毛の流れを意識した形で丁寧に洗います。
その後優しくすすいでください。(シャワーを利用しても大丈夫です)
そして、タオルに優しく乗せて、やはり優しく押し付けるように水分を取り
ドライヤーで乾燥させれば完了です。
※自分の髪の毛ではないので、ゴシゴシ洗わないでください。
シャンプーの量もしかりで、少なめから開始して様子を見てご自身にあった
シャンプー・リンスの量を決めてください。
また、自然乾燥はやめてください。
※もつれ等のトラブルが起きやすいため。
また、乾いた後からでは癖が出ますのでストレートにはなりにくいです。
ストレートにしたい方はドライヤーで乾かしながら軽く調整してください。
出来れば髪の毛がフワッと優しく、適度に湿度を与えられる
マイナスイオンタイプのドライヤーを使う方が良いです。
シャンプー等は、アジエンス、TUBAKI等の絡みにくく
しっとり効果が得られるタイプがお勧めです。
スタンドの無い方はテーブルなどの上にかつらを広げた形で
主にストレートヘアーの方は優しく、あまりブラッシングなど力を入れず
ドライヤーでセットしてください。